採用プロセスを透明化!面接回数と内定通知時期を明記して、より多くの応募を引き寄せましょう!

求職者の中には、ある会社に興味を持っても、応募プロセスが不明瞭なことを理由に、応募自体を取りやめてしまう方が少なくないようです。せっかく自社に興味を持ってもらっても、採用プロセスの表記を理由に応募してもらえないのはもったいないですよね。

「まずは応募してみて欲しい」と感じる採用担当の方も少なくないと思います。ですが、複数の就職先候補を比較している求職者の身になって考えると、応募後の流れがはっきりしている会社の方が、「応募しやすい」と感じるのも頷けます。

このように、求職者からの応募増加を考える上で、詳しい採用プロセスは重要な要素なのです。面接回数や内定通知時期の明記は、競合との差別化だけでなく、求職者がスケジュールを調整しやすいというメリットもあります。

この記事ではそんな採用プロセスに関する情報の取り扱いについて解説いたします!

なぜ詳しい採用プロセスの記載が重要なのか?

採用サイトにおいて、採用プロセスや応募フローが記載されていることはとても重要です。

求職者は多くの企業を比較しながら情報を集めています。就職や転職といった大きな決断をするのですから、なるべく多くの信頼できる情報を集めたいところです。

ですが、色々な会社の採用情報を覗いてみると、「まずはお気軽にご応募ください!」と、ともかく応募を促す会社が珍しくありません。会社の「まずは応募者と話したい!」という積極的な気持ちの表れでもあるので、悪いことではありません。しかし、忙しい求職者を考えると、必ずしも丁寧な対応とは言えないのです。

他にも応募先の候補がある場合、求職者が競合他社を優先してしまうことも考えられます。採用担当としては貴重な機会の損失ですよね。

こういったリスクを考えると、採用プロセスはより詳しく記載しておきたい情報です。求職者にも安心感を与えられるので、応募に対する心理的なハードルを下げられるでしょう!

採用プロセスの透明性が高いメリット

採用プロセスの透明性が高いメリットについてもう少し詳しく解説いたします。

自社に対する信頼感の向上

採用プロセスの透明性が高く、応募者が自分の応募状況や進捗状況を正確に把握できることは、求職者の自社に対する信頼感の向上に繋がります。特に、採用プロセスが長期化する場合、求職者は状況を正確に把握できないことはストレスに感じるでしょう。

説明会への参加を促したり、採用に関する課題を与える前に、採用プロセスの全体像がはっきりさせた方が求職者のモチベーションも高くなります。

透明性の高い採用プロセスは、求職者が安心して採用イベントへの参加や選考へ進めるために、必要なことなのです。

採用候補者の質の向上

透明性の高い採用プロセスを考える事は、採用の取り組み自体の改善に繋がります。

採用プロセスを明確にするには、自社がどのような人材を求め、どのように適正を判断するのか、考えなければなりません。

適切な採用プロセスが設計されていれば、求職者は求められている能力やスキルを判断しやすくなります。結果として、応募者と企業のマッチング精度が高まり、候補者の質の向上が期待できるでしょう。

人材獲得の効率化

採用プロセスの情報が充実していると、求職者はより自分の適性や希望に合った会社に対して優先的に応募できるようになります。その反対に、「自分には合わない」と感じる求職者からの応募は減少するでしょう。

つまり、応募前の段階で、自社とマッチする人材であることが期待できるのです。ミスマッチした人材からの応募が減ることによって、採用関連のコミュニケーションコストや採用担当者の負担が減り、採用業務が効率的になります!

採用プロセスに関する情報の改善ポイント

詳しい採用プロセスの重要性やメリットがわかったところで、簡単に取り組める改善ポイントを紹介します。

応募の流れは視覚的にわかりやすく表記する

応募の流れは図やイラストを活用すると良いです。求職者にとって理解しやすいだけでなく、目に止まりやすいので、興味を持ってもらうことにもつながります。

採用プロセスは会社によって、大きく違うため必ずしも「こうでなければならない」というものはありません。競合他社にはないユニークな取り組みが実施されている場合、その雰囲気が感じ取れる写真を載せるのも良いでしょう。

スケジュールや期限は明確にする

応募後のスケジュールや期限が明確になっていることは、求職者にとって非常に重要です。特に日をまたいで何度か面接などがある場合は、およそどれくらいの期間で次のステップに進むのか、求職者がわかるように情報を記載すると良いでしょう。

各段階で会社側から連絡がある場合も、どの程度の時間がかかるのかは明らかにしておいたほうが良いでしょう。「応募後、3営業日以内にメールでご連絡差し上げます。」など、連絡手段も合わせて明記しておくと求職者も安心して応募できます。

準備が必要なものは明記する

採用プロセスの途中で求職者に準備してもらう必要があるものは、しっかりと明記しましょう。例えば、何らかの課題を出している場合、どの段階で、何を求職者が準備する必要があるのか、明示しておくと良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。この記事では採用サイトに採用プロセスを詳しく記載することの重要性やメリットについて解説しました。

求職者にとっても、会社にとってもさまざまなメリットがあることがお分かりいただけたと思います。

まずは自社の採用ページを見直してみて、充分な情報が記載されているか確かめてみていただければ幸いです!最後までお読みいただきありがとうございました!

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執筆者プロフィール

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ムライ

e-Lab Web Directer / イーラボ! Project Leader
IT業界未経験ながら入社半年ほどで、新規事業の立ち上げメンバーに抜擢される。
ライター経験もあることから、イーラボ!では編集長を担当。
休日は格闘技観戦と麻雀。