【2023年版】介護業界の採用サイト採用ページ5選

自社のサイト制作を考える際、競合サイトの観察は非常に重要です。

業界のトレンドはもちろん、どんなページがあると分かりやすいか、自社の強みを訴求するための参考になる工夫はないかなど、様々な発見があるかと思います。

今回は介護業界の採用サイト、採用ページを5つ紹介していきます。

どれも2022~2023年に公開されている新しいものです。魅力ポイントをふまえて解説していくので、ぜひ自社サイト制作の参考にしてみてください。

ユニティ

ユニティサイト画像

サイトURL:https://www.unity-g.com/recruit/
制作年:2023年2月

こちらは、ユニティのサイトです。

複数の介護施設を運営しており、通所介護サービスから訪問介護、介護保険の相談、手続きなど幅広い介護サービスを展開しているユニティ。サイト内に採用情報ページが設けられており、採用ページの中に3つのコンテンツページが設けられているという設計になっています。

このページには上記キャプチャのようにアイキャッチ画像、アイコン、コピーが採用のために作られています。メインサイトは利用者やそのご家族が訪問することが多い一方で、採用ページは求職者による訪問が主です。

ページによってターゲット分けが明確になっているサイトであることが分かりますね。

医療法人社団鴻愛会

医療法人社団鴻愛会サイト画像

サイトURL:https://recruit.kouaikai.net/
制作年:2022年5月

こちらは鴻愛会の採用サイトです。

求職者向けのサイトになっており、採用に関する情報が充実しています。

公開している情報が多い分、求職者にとって不明点がなくなり魅力も伝わるため応募のハードルがぐっと下がります。

鴻愛会では写真を多く活用し、社員の顔や働く環境が伝わりやすくなっています。

また、社員インタビューのコンテンツでは社員の直筆の文字が載せてあり、印象に残りやすいだけでなく社員の想いがより伝わりやすい工夫がされています。

株式会社ウェルモ 採用情報

株式会社ウェルモ 採用情報サイト画像

サイトURL:https://careers.welmo.co.jp/
制作年:2022年5月

こちらは在宅医療介護にむけた人材紹介やデジタルサービスの構築や、複数の児童福祉施設の運営している株式会社ウェルモの採用サイトです。

サイトのトップでは役員によるトークセッションの動画がのせてあるのが特徴的です。その他にも会社のビジョン、ミッション、バリューが明確に打ち出されており、サービスや業界に対する思いつよく伝わるサイトになっていました。

また、「数字で見るウェルモ」では社会が抱える課題から会社の働き方までがデータを使って語られています。根拠や想いがしっかりとしているからこそ、説得力のあるコンテンツが揃い、訴求力の高いサイトになっています。

医療法人ハートフル

医療法人ハートフルサイト画像

サイトURL:https://www.amano-reha.com/
制作年:2023年4月

こちらは、介護だけでなく介護を中心とした10以上の施設を運営している医療法人ハートフルのサイトです。

法人名はハートフルですが、創業「アマノ病院」から始まったことからアルファベット「A」の文字を丸くデフォルメされたロゴマークが使用されています。

この丸みがサイトデザインでも活用されており、背景のあしらいや画像の切り抜きの形も丸くなっています。

色使いも柔らかく、画像のインタラクションもふわっと切り替わる仕様になっており、全体的に「やさしい」「思いやりのある」印象で統一感のあるデザインになっています。

Life&Com

Life&Comサイト画像

サイトURL:https://www.life-and-com.jp/careers/
公開日:2023年4月

最後は在宅看護センターのライフアンドコムのサイトです。

こちらの施設は社員の平均年齢が30代と比較的若く、前職で看護師を経験していたスタッフがキャリアアップを考えて入社するケースが多いことが「数字で見るLife&Com」から分かります。

介護や福祉の施設のサイトで使用される写真は、彩度や明度が高くクリーンで明るいイメージの強いものが多いのですが、実際にこちらのサイトは彩度や明度が低く落ち着いておしゃれな印象があります。

写真で紹介されている社員の年齢層も若く、デザイン面からも求職者のターゲットが若く設定されていることが分かります。

最後に

いかがでしたか。5つのサイトについて、ページ構成やコンテンツ、デザイン面から紹介してみました。

ひとことで採用情報をいっても形態やデザインは様々です。どういった情報をどのように載せるかは、サービスによって異なります。

伝えたい情報は何か、特徴は何か、ターゲットは何を求めているのかによって正解が変わってくるためです。

自社分析をしっかりと行った上で設計していくことで、訴求力の高いサイト制作ができるでしょう。

こちらの紹介例が、自社の採用サイトの在り方を考える参考になれば幸いです。

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執筆者プロフィール

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ニワ

e-Lab Web Designer
前職では工業メーカーの新卒採用を5年間経験。母集団の形成から新入社員の教育まで幅広く担当。
家庭と仕事の両立を目指し、フリーランスを経てWeb業界へキャリアチェンジ。現在はデザイン制作を中心にコーディングやイラスト制作などを担当。
休日はよくタルトを作っています。